インターンシッププログラムへのメッセージ

これまでの会場校の校長先生からのメッセージ

 私たちは、皆さんをお迎えできることを心から楽しみにしています。
教師を志す皆さんは、子供たちにとっては近い将来のモデルであり、その皆さんと出会うことは、まさに生きたキャリア教育だと感じています。
 また、思い悩みながらも懸命に学ぼうとする皆さんの姿に、私たち職員も大いに刺激を受けています。

 私たちの授業研究では、教師の振る舞いや発問の善し悪しを議論する前に、授業で見とった子供たちの学びの事実を共有することからスタートします。
 子供たちの学びのプロセスは、とても豊かで多様ですから、皆で見とりを共有する時間は、驚きと発見に満ちていています。学生の皆さんの見とりに、はっとさせられることもあります。

 若手もベテランも一緒に成長を感じることができる楽しい授業研究を、ぜひ一緒に体験してみませんか?

          第1回インターンシッププログラム 筒賀小学校長 免田久美子 先生より
 令和6年9月の第2回で、学生の皆さんの受け入れをさせていただきました。
「これから先生になろうとしている人」との出会い―彼らとの時間は、たった2日間でしたが「キラキラ」と「ワクワク」に満ちた時間となりました。

「人は誰でも学ぶ力をもっている。環境を整えることによってその力を発揮することができる。」

 これは私たちの取組を支えている大切な考え方です。
 この寄附講座インターンシッププログラムを通して、学生の皆さんが学ぶことはもちろん、学校の職員も「教職の先輩」としての自覚を新たにし、また1つ成長することができました。

 学校は「人が関わりあいながら成長するところ・その成長を喜べるところ」です。
子どもたちだけでなく、先生方も日々、苦労しつつも切磋琢磨しながら成長しています。
ぜひ、インターンシッププログラムに参加しその現場を肌で感じてみてください。

 フレッシュな皆さんと一緒に私たちもさらに成長できることを楽しみにしています。

          第2回インターンシッププログラム 加計小学校長 萩原英子 先生より

会場校の初任者からのメッセージ

①安芸太田町の学校での授業研究では、子どもの学びの事実から大人が学んでいる。
 そこが大学では学べないところ。私は教育実習で、教師の手立てや振る舞いばかりを検討してきた。
 「子供の学びの事実をもとに授業研究ができる」ことが、学生の皆さんにとって魅力だと思う。

②知識構成型ジグソー法の授業の中で「主体的・対話的で深い学び」の子どもの姿を目の当たりにできる。
 「主体的・対話的で深い学び」と言っても、学生の皆さんには具体的なイメージがむずかしいのではないでしょうか。 私は本校に来て、ジグソーで対話する子どもの姿を見て、はじめて「これだ!」と思った。