寄附講座の設置
当寄附講座は、令和5年11月1日から2年間、日本産学フォーラムの寄附によって、広島大学教育学部に設置されたものです。
日本産学フォーラムは、産業界と学界の代表的リーダーがそれぞれの立場を越えて、忌憚の無い意見の交換と相互理解を深めるために設置されたフォーラムであり、教育問題にも高い関心を示し続けてきました。その一環として令和4年に設置された「個の尊重と多様性~K12教育と高大接続」研究会では、個と多様性を互恵深化させる対話による学びの場の重要性を提言し、具体的なアクションとして協調学習の一つである「知識構成型ジグソー法」を軸に、子どもの学びと教員の学びを一体的に改革する授業研究によって教職の魅力と価値を高めるべく本学と連携し、寄付講座「子供の多様性を感じて育てる教育体験×教員研修インターンシップ講座」を開設しました。
寄附講座の終了
令和7年10月31日をもって2年間の設置期限により,終了しました。
この2年間,寄附講座の運営及びインターンシッププログラム・シンポジウムの実施に係っては,多くの皆様方,関係機関からのご支援をいただき,心より感謝申しあげます。
とりわけ,6回のインターンシッププログラムの実施に関わっては,安芸太田町教育委員会を始め,安芸太田町内の全小・中学校5校において校内研修に参加させていただき,児童生徒の皆さん及び教職員の皆様に大変お世話になりました。インターンシッププログラムに参加した学生は,実際に公立学校の学校現場での授業研究・校内研修に参加し,児童生徒の学ぶ姿や授業研究をとおしてよりよい授業を作り上げていこうとする先生方の姿勢から,多くのことを学び教職への意欲を高めることにつながりました。大学の講義・演習では得ることのできない貴重な経験をさせていただいたことを重ねて感謝申しあげます。
また,第5・6回インターンシッププログラムの実施に関わっては,他大学の教育学部にご協力をいただき,広島大学以外の学生のみなさんに参加していただくことができました。同じ教職を目指す学生同士,初対面にもかかわらずすぐに打ち解けることができ,教育活動や授業研究についての協議・意見交流を熱を込めて行うことができました。このことは,これから教職を目指す大きな原動力になるものと思います。
この2年間にインターンシッププログラムに参加された学生の皆さんの中には,すでに教職に就き,今日も学校現場で児童生徒と授業をおこなっている方がおられます。授業の指導案を構想するときや指導に悩まれたとき,このインターンシッププログラムでの経験が一つの指針となることがあれば,望外の幸せです。参加された学生の皆さんのご発展をお祈りいたします。
2年間の寄附講座の開設・運営について,ご支援をいただいた皆様方に改めて感謝申しあげます。