インターンシッププログラム

インターンシッププログラム

 寄附講座インターンシッププログラムは、安芸太田町教育委員会の協力のもと、教育現場で実践されている教員研修(知識構成型ジグソー法を活用)へ学生をインターンシップとして招き入れ、優秀な学生の教員就職意欲の向上を図るものです。
 学校での授業研究に参加し、先生方といっしょに授業で児童生徒の発話や思考過程を観察し、グループ協議ではメンバーの一員として協議し、児童生徒の思考過程をふまえて、どのように改善していくかということを考えます。
 参加費(交通費、宿泊費、食費を含む)は寄附講座から支出され、無料です。

これまでの実績

第1回インターンシッププログラム

日 程 : 2024年2月20日(火)~21日(水)
場 所 : 安芸太田町 川・森・文化交流センター及び安芸太田町立筒賀小学校
宿泊場所: グリーンスパつつが
参加人数: 13名(学部12名、教職大学院1名)
参加者 : 教職を目指す学部2・3年生および教職大学院生

 第2回インターンシッププログラム

日 程: 2024年9月10日(火)~11日(水)
場 所: 安芸太田町川・森・文化交流センター及び安芸太田町立加計小学校
宿泊場所: グリーンスパつつが
参加人数:  8名(学部2名、大学院4名、教職大学院2名)
参加者 : 教職を目指す学部2・4年生および博士課程前期・教職大学院生

第3回インターンシッププログラム  

2月13日(木)~14日(金) 訪問校 加計中学校 募集締め切りました。

第4回インターンシッププログラム 参加者募集

教育学部以外の学部からの参加希望者もエントリーできます。

  2月18日(火)~19日(水) 訪問校 筒賀小学校 募集人数15名

※本プログラムで訪問する学校では、校種や教科の枠を超えて、児童生徒の学びの過程に着目した授業研究を行っています。参加者についても校種や研究授業実施教科に関わらず幅広い参加を歓迎します」

今後の予定について

 大学の長期休業と学校の授業研究が合致するタイミングで計画します。2月および9月が予定です。
 9月のインターンシッププログラムは、第8期「教職実践演習」のフィールドワークに含めることを検討中です。

 

インターンシッププログラムの概要

第1日目

講義・演習一人ひとりの学ぶ力を引き出す授業のデザイン①②主体的・対話的で深い学びを実現するための手法の一つ「知識構成型ジグソー法」について学び、授業研究の視点について考える。
講義・演習主体的・対話的で深い学びの質を支える授業研究仮説検証型の授業研究
事前の想定と実際の子どもの学び事実とを比較し分かったことを共有し、次の授業に生かせそうな仮説を得る。
演習学瞰システム※を活用したオンデマンド授業研究翌日の研究授業の学級の学習の記録(学瞰システム)を活用し、これまでの講義・演習に基づき、仮説検証型の授業研究を実施。
※学瞰システム
 CoREFが開発したグループでの対話を記録するシステム。360°カメラの映像と個別の発話を記録し、ビデオ記録とともに個の発話を書き起こすことができる。

第2日目

事前協議簡易授業体験として研究授業での児童の学習を予想する。
授業者の先生から研究授業を実施する担任から、本時の想定、普段の児童の様子を聞く。
観察する児童を割り当てる。
授業見学3校時 研究授業を実施する担任の学級の授業で、割り当てた児童を中心に観察する。
前時の交流3校時の児童観察を交流する。
管理職へのインタビュー校長、教頭に学校経営、教育方針について質問する。
給食児童と一緒に給食。
研究授業
(合同校内研修)
5校時 知識構成型ジグソー法による研究授業を参観する。
学瞰レコーダーによるグループ協議を記録。
割り当て児童を観察し、事前の想定と比較し記録する。
授業者との対話授業見学や研究授業での児童の様子から気づいたことについて、授業者の担任と対話し掘り下げる。
研究協議
(合同校内研修)
校内研修に参加し,教職員と合同でグループ協議する。
割り当て児童の観察結果から、想定と比較し児童の思考過程を考察、授業改善に向けて協議する。学瞰レコーダーによるグループ協議の記録も活用。